2018年に審査員特別賞を受賞した「This is my wonder view」作者、曽我部 洋平さんにお話を伺いました。
----------
私はもともと、南予の出身。
作品では、南予ならではの人の良さや温かさを表現したいと思いました。
愛媛の最西端で営まれる日常と、舞台となる佐田岬の美しさ。
それらと時の移ろいを調和させたのが「This is my wonder view」です。
撮影に協力してくださった、三崎高校と三崎の保育園の方々には、とても感謝しています。
天候にも、フェリーのタイミングにも、撮影に付き合ってくれた家族にも。
この作品は、色々なものに恵まれて映すことができた「感謝」の集まりなのです。
実は、冒頭とラストに出演している乳児は、私の愛娘。
家族で訪れた、九州旅行のワンシーンを作品に取り入れました。
私は、海から三崎港を見る景色がとても大好きで。
海と山と風車を見ると、愛媛に帰ってきたなぁー!と感じるし、なにより美しい。
娘と妻が向けていた視線の先の景色の美しさが、みなさまに伝わると嬉しいです。
それにしても、娘の腕がムチムチしていた頃が今では懐かしいですね。
審査員特別賞を受賞したことで、私たち家族にとっても良い思い出になりました。
映像は新しい試みでした。
私は本業がスチールカメラマンなので、普段は写真撮影をメインにしています。
佐田岬に住む人々にフォーカスを当てたかったこともあり、ドローンは使わず、敢えて相棒のカメラで撮影しました。
映像で何かを表現することの面白さに目覚めたので、佐田岬ワンダービューへの応募は自分にとってプラスになりましたね。
この映像がきっかけで映像撮影のオファーもいただくようになりました。
ぜひ佐田岬に何度も足を運んで、カメラやスマホで撮影してみてください。
行くたびに色々な発見と面白さがある場所ですよ!
佐田岬ワンダービューコンペティション2018
審査員特別賞受賞作品『This is my wonder view』はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=SS4BjY_cUsEhttps://www.youtube.com/watch?v=y5Kt2kP8Xx4&t=21s