【受賞者インタビューこれは、佐田岬で生きる命の物語です
2019年に準グランプリを受賞した「佐田岬は夢を見る」作者、草苅桃子さんにお話を伺いました。
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応募しようと思ったきっかけは、ウェブで見たコンテスト情報のページでした。
そこで目にした「日本でいちばん細長い岬」というキャッチフレーズに惹かれてしまって。
さらに公式サイトなどで写真を見て「愛媛にはこんな場所があるんだ。行ってみたい!映像にしたい!」と強く思ったのです。
どんなストーリーにするか構想を練り、地上撮影とドローン撮影をそれぞれのカメラマンにお願いして、関東から佐田岬へ向かいました。
実際に訪れた佐田岬は、自然もそこで生きる生命にも力があって、本当に素敵な場所でした。
もともとは、自然と生き物をテーマにするつもりでしたが、暮らしている人たちと接するうちに、人々も映したいという気持ちが湧き上がりました。
自然の中に生き物、人がいて、共存する環境。それが今の佐田岬の姿を作っているのだと。
郷土館の方が博識で、佐田岬の生きものや植物について丁寧に教えてくださって、感動!
また、作品に登場している皆さんに「撮影させてください」とお願いして、一度も断られなかったことに衝撃を受けました。
皆さん「いいよ!」と快く引き受けてくれて、なんて懐の広い、優しい人たちが住む町なのだろう!と嬉しかったのを覚えています。
佐田岬ワンダービューの対象作品は、10秒以上2分以内の動画です。
長すぎないので、動画に初挑戦する方にも丁度良い分数ではないでしょうか?
2020年8月現在の今は、なかなか現地に行けない状況ですが、この状況が落ち着いたら是非足を運んでみて欲しいです!
行ってみると、インスピレーションが湧くと思います。
自然にカメラを構えて撮りたくなる…佐田岬は、そんな場所です。
撮影 岩田有正
ドローン撮影 草苅徹
制作 草苅勲
監督 / 編集 草苅桃子
佐田岬ワンダービューコンペティション2019
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