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[workshop Report]聞かせて!「佐田岬アウトドアフィールド」への期待

「佐田岬半島をアウトドアの聖地に」を合言葉に、アウトドアを推進する新プロジェクトがスタートした伊方町。プロジェクトの始動にあたり、2022年2月、県内のアウトドア愛好家を対象としたオンラインツアーを初開催しました!今回のオンラインツアーに参加下さったのは8名。秘境を求めるヘビーキャンパーから、チルタイムを楽しみたいというビギナーまで、その他、釣りや登山など、それぞれに外遊びを楽しむ皆さんに集まっていただき、佐田岬半島の「新たなアウトドアフィールド」への期待とアイデアを伺いました。

 

知られざる穴場を発見!

佐田岬半島のキャンプ場

まずは参加者の皆さんに、佐田岬半島にある4つのキャンプ場をご紹介。普段はSNSを中心に情報を集めるという皆さん。ここで意外な事実が発覚。なんと…ほとんどの方が佐田岬半島にキャンプ場があること自体知らなかったのです…!普段のキャンプ場探しでは、「穴場感」や「独自性」を重視しているという方が多い中、佐田岬半島のキャンプ場の認知度の低さに発信不足を反省しつつも、「秘境」としての価値、これからの可能性に気づくことができました。このサイトでもは、動画付きで4つのキャンプ場を紹介しているので、ぜひご覧ください。楽しみ方はキャンプ場によってそれぞれ。あなたに合うキャンプ場が見つかれば嬉しいです。

(東から)
[1]室鼻公園キャンプ場

室鼻公園キャンプ場

[2]亀ヶ池公園キャンプ場

亀ヶ池公園キャンプ場

[3]須賀公園キャンプ場

須賀公園キャンプ場

[4]ムーンビーチ井野浦キャンプ場

ムーンビーチ井野浦キャンプ場

 

絶景、風土にウマいもん。

佐田岬半島の“ワンダー!”体感スポットを紹介。

キャンプ場のお次は“ワンダービュースポット”をご紹介。灯台や風車はよく知らた佐田岬半島の観光スポット。しかし半島内にはその他にも個性豊かな見どころがたくさんあることをご存知でしょうか?半島をつらぬく国道から、すこし道をはずれて海岸線を目指せば、佐田岬半島ならではの景観や風土、そして食を体感できる隠れた名所がずらり。そう。佐田岬半島は道をはずれてこそおもしろい場所なのです!

現地の郷土館で学芸員を務める高嶋さんの軽妙なトークにのせて、「石垣の迷宮 名取集落」や、「神秘のスポット 伽藍山」、「逸話が眠る鎮守の杜 須賀公園」などを参加者の皆さんにご紹介。「伊方町に来たら、メロディーラインだけでなく、集落まで下りて海沿いの道を走ってください。そこに素晴らしい景色が待っています!」と熱く語る高嶋さん。遠く九州まで眺められる絶景スポットや、人々の営みと歴史が感じられるスポット、大自然が織りなす景観美など、「行ってみたい」「おもしろそう」「アウトドアと一緒に楽しみたい!」と、興味津々な参加者の皆さんから嬉しい声が飛び交いました。また、町見郷土館 高嶋さんが昨年オープンした「佐田岬デジタル博物館(Facebook)」では、こうした佐田岬半島の知られざる魅力を日々発信。こちらはお出かけ前に必見ですよ。▶▶▶https://www.facebook.com/sadahaku/

 

「教えて先生!」

今、地域とアウトドアの関係は?

次に、「outdoor shop ELK」のオーナー、髙橋さんが登場。「outdoor shop ELK」は30年以上地域に愛され、地域とともに歩む今治の老舗アウトドアショップです。アウトドア人口の増加に合わせて、ユーザーと地元住民のトラブルが課題にあがることも多い近年。地域のアウトドアシーンの変遷を肌で感じるオーナーの視点で、県内や全国の好事例などを交えてこれからの地域の課題と期待を語っていただきました。騒音や、ゴミの不法投棄、漁場でのマナー違反など、一部の方のルール違反にフィールドを閉鎖する地域も。自由を楽しむことはアウトドアの醍醐味ですが、それは基本的なマナーを守った上での自由。キャンプ場や釣り場が使用禁止にならないためにも、ルールを明確に伝えつつ、ファンがファンを呼び、またファンに守られていくフィールドが佐田岬半島に築かれることを期待したいです。

 

みんなで考える!

「ぼくらが行きたい佐田岬ワンダーフィールド」

最後に、参加者が2チームに分かれてブレインストーミングを実施。各チームからは、「せっかく伊方町に来るなら食材を現地で調達してもらえるように、特産品のPRや食材セットの販売をしてみては」「SNSやWEBで、マナー啓発と一緒に情報発信してはどうか」などの意見が上がり、さらには「佐田岬半島で気球に乗りたい!」「九州まで道を通そう!」など、子どももワクワクするような自由なアイデアが飛び交いまいした。中でも、「Instagramをメインに活用した継続的な情報発信」は共通した意見で、今後プロジェクトを進めていく上で大きなポイントとなりそうです。この記事をご覧の方も、ぜひInstagramで「#佐田岬ワンダーフィールド」をチェックしてみてください。

今回のオンラインイベントを通して、伊方町にはまだまだアウトドアの聖地としての可能性が眠っていることを実感しました。佐田岬半島に眠る魅力を守りながら活かすために、これからさまざまな展開を続けていく、これからの「佐田岬ワンダーフィールド」に、どうぞご期待ください!